37年前の市ヶ谷での出来事。
あの出来事があったのは11月25日の今日であります。
「三島事件」
昭和45年(1970年)11月25日午前11時10分から午後0時20分ころまでの間、陸上自衛隊東部方面総監室において、楯の会会長三島由紀夫(平岡公威)、会員ら4人が益田総監を監禁し、憲法改正のため自衛隊の決起を呼びかけた事件である。
本居宣長、平田篤胤らの国学の影響を強く受けていた三島は、尊皇心が極めて厚く「天皇を中心とする日本の歴史、文化、伝統を守るのは国軍である」として憲法改正と国軍の創設を主張していた。たまたま70年安保闘争が起こった際、自衛隊が治安出動し、これを契機に憲法改正のため決起することを念願していたが、安保闘争は警察力のみで処理されたためその時期を完全に裏切られたことから、自衛隊決起を促す手段として自ら行動し、割腹自殺した。
当時の映像
ワシが生まれたのは昭和48年。
この事件が起こったのが昭和45年。
ワシが生まれる前の出来事なのだが
その事件をTVで見たような感覚になるのは何故だろう?
過去の事件なのだが
過去に思えないぐらい、インパクトをワシに与えているからか?
この時代に割腹自殺。
昭和のターニングポイントの出来事。
この2年後にあさま山荘事件。
鍛え上げられた肉体と生死観。(参考)
優れた作品の数々。
同性愛。
東大全共闘との討論。(参考)
インテリ・エリート。
憂国忌。(参考)
右?左?ノンポリ?
「三島由紀夫」が、一言では語れないように
あの出来事は、「暴挙」の一言では到底かたづけられません。
沢山の要素が詰まりすぎであります。
ワシにとって、1970年の11月25日に市ヶ谷で起こった事件は
いつになっても、解けない出来事になっています。