麦きり侍
「山形=蕎麦」というイメージが強いかと思いますが
小麦から作る「麦きり」も特産品だったりするんですねぇ~。
「麦きり」・・・? ハテ? 「饂飩」と違うんかい?ヽ(。_゚)ノ?
う~~~む。。。
「麦きり」と「饂飩」の違い!
違い・・・と言われますテモ・・・。
え~~~。 麦きり=うどんデス( ・ω・)。
その辺をですな、山形は酒田にある
麺づくり54年。人の心を打つ美味しさを求め、挑戦し続けている
「まつだ食品」さんに聞いてみようッ(=゚ω゚)ノ!
[むぎきり豆知識] (By まつだ食品さん)
江戸時代(1640年跋刊)の料理本「料理物語」によると、「麦切り」とはそもそも大麦を使用した麺で、麺長も短いと明記されています。
現在の饂飩 を思わせる形状とは程遠いもので、食べ方も質素なものであったように思われます。そもそも饂飩は高貴な者の食べ物で、遣唐使または空海が中国より伝来させ たとものと言われております。
そのため古来宗教との関わりが強く、良質の稲庭うどんなど手延べ饂飩や手延べ素麺は献上品として用いられ、庶民の口に入らな いような高級な饂飩も存在していました。しかしながら農村でも大麦の麦きりから小麦の饂飩状のものを食するようになります。
しかし江戸など都市部では多く のうどん屋が軒を連ねたようですが、農村地区では事情が違い、幕府よりハレの日以外はあまり饂飩を食べないように啓蒙されていたようです。つまり饂飩は当 時貴重な小麦を使用した贅沢品として捉えられていたようです。
農村地域の庄内地方も状況は同じで、庶民はあえて饂飩を「麦切り」の呼称で呼び、暗に食して いたのではないでしょうか。山形県庄内地方で現在も何故麦きりという表現をしているかは不明ですが、饂飩が相当地域密着した食べ物であったことはまちがい ないようです。
ほほう・・・。
大麦から作ると「麦きり」、小麦から作ると「饂飩」。
しかし、高級品の饂飩は食べるているのを知られると、お上に目をつけられる。
ならば小麦で作っても「麦きり」って言っちゃえ~。てな説が有力とな。。。
ほほう~勉強になったワイ( ・ω・)。
てなワケで、麦きりの本場、庄内は鶴岡に仕事で来ております。
鶴岡には、麦きり屋が数多くありますが
その中でも県内外でも有名な「寝覚屋・半兵工(ねざめやはんべい)」で
今日は昼飯と行きましょう(*^ー゚)b。
おお~寝覚屋に来るのは、ほぼ1年ぶり!
食ううぞ~~麦きり食うぞぉおおお~~~!!!
( ・ω・)<え~~~半枚を一つ・・・。
( ‘∀‘)<半枚ですと、大盛り2つ分になりますけどぉ~。
( ・ω・)<大ジョブだっス!
店員さんは、細こい体つきのワシの胃袋に
半枚が入るのかどうかを心配てくれたようだったが、心配御無用ッ!ヽ(゚∀゚)ノ!
2人分でも食べちゃうぞぉおお~ヾ(o゚ω゚o)ノ゙ ヾ(o゚ω゚o)ノ゙ ヾ(o゚ω゚o)ノ゙ 。
太くてコシのある麺!
つるっとしたノド越し!
甘み強めのカツオだしつけ汁!
ワンポイン薬味の和辛子ッ!!
これだぁ!この味だぁあ!!
箸に取った時の、このドッシリとくる麺の感じ!そうそう、コレコレ!
あああああ~~ウマイ!タマラン!イヤッホーヽ(´ρ`)ノ
完食ッ!!!
いや~うまかった♪
今年中に、もう一回は食っておこ~っと♪
お昼は おでんの残った出汁で煮込む細うろん・・・関西でっしゃろ?