蔵王鉱山の坑口跡を探せッ! ~後編~
蔵王鉱山の坑口跡を目指して、登って降ってヒーコラして約1時間
坑口跡手前の蔵王沢に降りてきたとです。
地図が示すのは、この砂防ダムを上がったところ・・・。
う~~~む。。
ここから更に上を目指すわけかぁ~。
ワシ・・・生きて帰ってこれるんかぃ・・・(;´Д`)。
流れる水はとてもキレイですが、、、ココを登って行かねば坑口跡にはイケマセヌ。。
砂防ダムは直接登れないので、側面から攻めるとですよ。
まぁ~~~当たり前だが、足場が悪いこと悪いこと。。。
四つんばいになって登るとですよ。
トッテモデンジャラスでゴワス。
ズリ山かなぁ・・・。
砂鉄っぽいモノがドサッとある。。。
後ろを振り向けば、こりゃまたイイ景色だこと~~^^)♪
でも、今先に進むのは難儀だことぉ~^^;)♪
鉱山の遺構が益々はっきりと見えてくる・・・。
山に向かって左岸の状態・・・。
蔵王鉱山は露天掘りだったと聞いたことがあるが、もはや閉山してから50年。
露天掘りの跡に山が崩れて、こんな状態になったんだろうか?
ちゅうことはアンさん、、、この下に坑口があるってこと?
埋まってて、坑口跡ってもんじゃねえんじゃねぇの?
ココまでキタ努力は無駄っ???
うおおおお~~~コエエエエ~~~(((( ;゚Д゚)))。
落ちてきそうだじぇ~~!!
何か金属の残骸だわさ。。。
鉱山にはトロッコやら、索道やら、鉄索やら、イロイロと輸送すべきルートがあったそうな。
それらにまつわる残骸なんだろうなぁ。。。
こんなのも残骸。
これも残骸。
なんかのレールかなぁ。。。
完全に裏から見たところですよ。
コンクリートと木製部分で構成されておる建築物。
鉱山施設の何にあたる部分なんだべか?
50年前・・・この窓から、何がみえてたんだろ。
ワシが置いたわけじゃないのよ。
フツーに、白い石がコロロとあったのよ。。。
誰か、ワシが来る前にここにキタ???
落ちそうなんですけど・・・・・(*´Д`)。
オブジェみたいな配置やね・・・。
加えて、スンゲーデンジャ~なニオイがするね。
遺構がある箇所から、だいぶ上に登って来ましたYo。
右岸の地質が少し今までと変わってきてましてね。
なんだろう、、、砂利ぽい感じといいましょうか。
硫黄鉱石!・・・と思ったけんども、違うんだナァ。
水に溶けた硫黄が堆積した感じのもの。
硫黄鉱石よりもモロイんだわさ。
色も黄緑色で黄色じゃないしね。。
スンゲー、スリリングな位置で写真を撮ってるんだぜぇ~。
ターゲットとすべきは、右岸でなく左岸。
蔵王沢から少し離れて、左岸を探査する。
地図から言うと、カナリ近い位置には来ている。
こんなところにも鉄の残骸が・・・。
ってことは、ココも鉱山の一部であったということ。
むむむ~。 近いんじゃねぇ~~( ゚∀゚)。
ん???
目の前に、不可思議なくぼ地が出現・・・。
近寄って、なんだべか確かめて見る。
ん( ・ω・)?
ん(`・ω・´)ん!!!!
むおおおおお(;゚Д゚)))おおおお!!!
穴キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!
右側の穴は、土砂が流入していてもカナリ深いッ!!!
その深さは8mぐらいはあるんじゃないか???
ワシの影でその深さを体感してちょ♪
こっちは左側の穴。
埋まってるけども、コレマタ深い。
奥には錆付いた機械の一部のようなものが見える。
ちゅうことは、過去にこの穴にヒトの手が入ったということ。
すわ、掘っていた跡ということでしょう!!!
近くで撮影しようとすんだけど、砂地でスンゲー足をとられるのよ。
ザラザラ&ざ~らざら崩れるしね。
マジで怖いのよ・・・。
写真では撮れなかったんだけど
穴の中には、硫黄鉱石の鉱脈がはっきり見て取れる。
穴なの脇には、硫黄鉱石がパラパラありましてね。
鉱脈が露出しておるですよ。
穴の規模といい様子といい、周辺に散らばる硫黄鉱石といい、地図と位置が一致する点といい
間違いなく、ココが’蔵王鉱山の坑口跡’ですよ。
6年間探し続けたかいがありました。
感無量でゴザイマス・゚・(つД`)・゚・ 。
坑口を背にして、持ってきたお握りで昼飯を食う。。。。
何気に凄いところでメシ食っとるぞ。
1時間半かけて、下山してきました。
いやぁ~~もう、難所攻めからくる疲労で、足がガクガク・・・。
自分自身に、『お疲れ様です。』あんど、『ご無事で何より』。
多分、もう2回目は来ないと思う・・・。
もう十分、お腹イッパイです。
’蔵王鉱山跡地’で採取した硫黄鉱石。
ワシの宝物デース(^ω^)♪
50年前、この黄色のダイヤを求めて、数多くのヒト達が
あの場所で威勢よく働いてと思うと、じいいいいんと来ちゃうのであります。
イイ探検でしたYo。
デンジャラスの連続でしたけど・・・^^;)。
こう、、、蔵王鉱山探しをして思ったんだけど
「蔵王鉱山」に関する資料が少なすぎるッ!!!
正しい位置を割り出すのもすぐ出でてこないし
ネットで見ても資料が少ないッ!
てなわけで、こらからも蔵王鉱山の研究は進めますよ~。
なんせ蔵王鉱山は男のロマンですからね。(笑)。
蔵王鉱山 For ever デゴワス (=゚ω゚)ノ!
2013年2月16日 蔵王鉱山の当時の写真をUP!こちらも見てねぇ~ん♪
写真からもそのデンジャラスぶりが伝わってきます。
でもアレですね、50年の歳月ってのはロマンですね。
特に錆び付いた金属片からは、長い時間の流れを感じます。
無事なる生還、なによりです。
次回の探検部も楽しみにしていますよ。
でも、無理はしないで、安全第一で頼みますよ!
ネタでデンジャラスだったらイインですが
足場がガラガラと崩れて、必死で岩にしがみついたときは
流石にリアルに危険を感じましたデス。
やっぱり、いざというときのために
体は鍛えておかんとダメだなと実感しました。
今後も安産第一で探検に精進したいと思います( 'o') ゞ。
初めまして草柳@神奈川県川崎です。
この度は
ブログ記事の"蔵王鉱山の坑口跡を探せッ!"の内容を参考にさせて頂き
先日、蔵王硫黄鉱山の調査に行ってきました。
私たちは現在ビッグデータの世界に生きておりますが
これだけ情報が氾濫していても蔵王硫黄鉱山の
現地の詳細なレポはa-tekichi様のページだけだと認識しております。
アースで上からの像は確認出来ますが、視線の高さからのリアルな像は貴重で
イメージを作る上で非常に役立たせて頂きました。
先駆者的で斬れ味のある内容に刺激を貰い感動しました。
素晴らしい貴重な情報提供に感謝致します。
追伸、差支えなければ参考ページとして後ほど
自分のページの1日目の中で
"蔵王鉱山の坑口跡を探せッ!"をリンクさせて頂きます。
よろしくお願い致します。
Webページ"秘湯への招待"
草柳 竹善
あいやいや、お役に立ててなによりですぅ~。
蔵王鉱山は実態が良くわからなかったので、もう本物を自分で見るしか無いなと思いアタックした塩梅です。
草柳さまのWebページを見させていただきましたデス。
ふんふん、山の水を調査するのですな。
坑口さらに上まで上がって行かれたようで
ワラスは坑口の上までは見たことが無かったので、興味深く見させて頂きました。
極めて高いpHの酸性水は、何本かある湧き水のうちの、わずかなんですね。
なるほど、勉強になりましたぁ~。
良い塩梅の秘湯発掘!
今後もよろしくお願いしまっす\(^o^)/。
また、蔵王鉱山付近のGoogleアースを見ていました。
あのコンクリート遺構の正面方向に索道遺構のようなものを発見しました。
その上流、砂防ダムの手前左岸にもコンクリート遺構のような長方形が確認できます。
右岸には坑道跡のような新たな陥没も見えます。
3Dのように見えるので発見できました。
ネットの技術革新には驚かされます。
Googleアースを見ましたYo!
滑車がついているような索道遺構がありますね。
坑道跡のような陥没…。
おそらくワシが見てたものが大きくなったのと、新たに出現したものと思われます。
侵食が進んで、デンジャ~度が増している感じがします。
コンクリートの遺構のような長方形。
なんでしょうかね?風呂…ってことはないか^^;)。
再び興味がモリモリ出てきましたデス。
雪が融けたらアタックしたくなってきましたデスヨ。
今度は、ちゃんとロープとヘルメットを装備して行こうかな…なんて考えております。
情報をいただきありがとうございます゚(^^)。
最近は色んなところで使うHNを江口五兵衛にしております。
さて、今年の7月13日、梅雨明け前日に蔵王鉱山跡に行ってまいりました。
小雨降る中、熊の足跡にビビりながら、ガスで先の見えないまま、結局濡れに我慢できずに蔵王沢まで辿り着く前にリタイヤしましたが、折り返した広場になっている場所に横穴を発見しました。
左側に沢がある場所でした。
中には窓枠らしきものなどがありました。
ここも坑口だったのかなと見てきました。
雪の降る前にリベンジと考えてはいますが、年明けかな?
ご無沙汰しております。
蔵王鉱山跡に今年は行きたかったのですが
何ぶん、仕事が忙しく土日がつぶれる状態でして‥。
広場に横穴ですか。ん~どの辺りでしょうか?
0抗のあたりでしょうかね?
やっぱりもう1回は行きたいですわ。
これって登録しないで見れるのでしょうか?
YAMAPで作ったログです
https://yamap.co.jp/activity/2107126
穴の中にヘルメットやらが落ちていました。