自称ロッカーの悲しい過去。
それとは全く逆に、健康的で明るく、清く正しいイメージの音楽ジャンルがある。
今となっては、非常に恥ずかしくてたまらんのだが
ワシは過去に、その清く正しい世界にいた時代がある。
触れてい欲しくない過去の音楽活動。
そのバンド名は「吹奏楽部」という・・・。
夜、うちの母親から電話があり
「明日の早朝に、TBSラジオで南中(ワシの出身中学の略称)の演奏が流れるから
ぜひ聴くといいよ!」と言うのだ。
うちらが中学校で吹奏楽部にいた時代は、かなりテキトーだった。
一応、コンクールなど出たりしていたが、結果は毎年銅賞。
特別に来校した外部講師も、クソ田舎の弱小吹奏楽部に対して
「あんたらは、都会にいる奴らと10年の違いがある」と言いきった。
高校生になって、心身伴にヒネクレ始めると
吹奏楽への関心は薄れ、代わってロックやサブカルに心を奪われた。
ワシの高校の吹奏楽部は、コンクールの強豪高校で
「絶対付いていけない!」と、思ったので入るのを辞めた。
女の子とイマイチうまく喋れなくなった高校時代は
女の子と、湧きあいあいトークをしている、吹奏楽部の男子を見て
「このやろー!女の子と楽しく喋りやがってー!(#゚Д゚)!!」
と、ふがいない自分に対する怒りの矛先を、彼らに向けたものだ。
結局、中途半端で終焉を迎えた「吹奏楽」は、痛い思い出の一つになった。
そして、ワシの恥ずかしい時代から17年が経った・・・。
ワシの出身中学校の吹奏学部は
県代表で関東大会に出場するほどの実力校になっていた。
正直なところ、有力校になったことに対して、うれしい反面
「あの時もう少し頑張っていたら・・・。」と、悔しいやら
「よくもあんなに健康的で正直な事をしていたもんだ・・・。」と、恥ずかしいやら
非常に複雑な気持ちである。
今、TVで映画で「吹奏楽」が取り上げられ、昔と違い市民権もGETしている。
TVや映画のような、明るく、清く、健康的な「吹奏楽」もあるが
暗く、汚く、不健康でイマイチすっきりしない、ワシのような「吹奏学」もあったりする。
あ~っと、かあちゃん!
ワシの中学の吹奏楽部が、ラジオで放送される情報を、教えてくれてありがとうね~。
けどね母ちゃん!
山形はTBS放送されないんだよね~。・゚・(ノД`)・゚・。
YBC(山形放送)の1局しか聴けませんから!残念!!!
ユーフォニウムという地味なポジションの上にも三年!。
進学した仙台南高校の音楽部(合唱+吹奏楽)にも一瞬籍を置いたのですが、独特の雰囲気に嫌気がさして、秋頃にはドロップアウト!。
その後、刺激を求めズブズブとロックの泥沼にハマっていくのでした(笑)。
南は南でも、ワシは千葉南高校でした!これまた奇遇ですな!
ワシはコルネット(Tpじゃないところが流石!)を吹いてました。
あのままJAZZの道にでも進んでいたら、もう少しマシな芸風だったのかなぁ・・・。などと思っております。
ちなみに、ワシらと中学の頃一緒に吹奏楽部だった
ユーフォ吹きのY君は、シャ〇ナのギタリストだったりします。
最近TVで見ないな~。なんて思ったら、彼はいつの間にか映画監督になっていました。世中わからんですな~。